上尾カナデ歯科・マウス&ピース矯正歯科、院長の高井です。

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歯ぐきが腫れたり、痛んだりするのは厄介です。体調が悪かった時だけという時もあれば、定期的に症状が出てしまう方もいらっしゃいます。

なぜ歯ぐきが腫れるのか、その原因と、原因別の治療法についてまとめました！さらに、炎症がひどくなると麻酔がきかなくなるのはなぜか、その理由もご紹介していきます！

お口のトラブルが出た場合、まずは早めの歯科受診をオススメです。上尾市・桶川市・伊奈町・さいたま市の方は、当院で検査ができますので、診療予約からご予約をお取りください。

　虫歯ははじめのうちは歯の表面の固い部分を溶かすだけですが、放置すると段々と歯の内部へと進行していきます。歯一本一本の中には神経や血管（歯髄、しずいといいます）があり、歯の根っこの先端を通って顎の中の太い神経と血管にまでつながっているのです。虫歯が悪化するとこの歯髄が死んでしまい、こうなるといったん痛みを感じなくなってしまいます。

　さらに放置してしまうと、歯の根っこの先の部分に炎症が起きて寝れないほどの痛みや、顔まで腫れるといった強烈な症状が出てしまうこともああるんですよ！

　根っこの先端に入り込んだ虫歯菌を消毒して、無菌化する治療を行います（感染根管治療といいます）。まず痛みと腫れを鎮めるために、消炎鎮痛剤、抗生物質を服用することが多いです。

歯の根っこに、膿がたまり、歯ぐきの中に膿の袋ができることがあります。これは膿を袋に閉じ込めて、体を守ろうとする働きによるものです。「治療で神経を抜いた歯」や「長い間虫歯を放置している」ときに疑います。根っこの中に虫歯菌が感染して膿が出てしまうのが原因で、治療は感染根管治療を行います。しかし、膿の袋（嚢胞、のうほうといいます）が大きい場合には、歯ぐきを切り開いて袋を取り出し、さらに歯の根っこを3ｍｍほど切除することもあります。

歯周病菌が歯垢や歯石となってお口の中にとどまり、毒素を出し続けることで歯を支える顎の骨を溶かしていきます。支えを失った歯は、ぐらぐらしていき、最終的には歯が抜け落ちてしまいます。そこに至るまで、歯ぐきもばい菌の出す毒素のせいで膿や腫れ痛みが引き起こされます。

　歯周病治療には、歯垢や歯石を取り除いてお口の中を清潔にします。スケーリングやＳＲＰといった治療法や、外科的な「フラップ手術」も行われます。

親知らずが原因で、その周りの歯ぐきが炎症を起こすこともあります。親知らずが斜めに生えていたり、歯ぐきに埋まっていると上手に歯磨きができず、ばい菌が溜まって炎症を起こしてしまいやすいのです。

　歯を抜いたり、歯ぐきを切開して親知らずをあらわにすることで改善できます。

歯を抜いた部分の歯ぐきが痛む場合、歯のかけらが歯ぐきの中に埋まっているかもしれません。歯ぐきを切り開くなどして、埋まっている歯のかけらを取り除けば改善されます。

歯医者さんで一般的に使われる麻酔薬「リドカイン」はアルカリ性です。麻酔の効果を発揮するには、（少なくとも細胞膜に入るまでは）アルカリ性のままでいなくてはなりません。しかし、炎症がおきていると体は「アシドーシス」という「物質を酸性にする働き」をします。つまり「麻酔薬の性質を変化させる」のです！

　大変おおざっぱですが、これが「炎症がひどいと麻酔がきかなくなる」しくみです。

虫歯や歯周病が原因で歯ぐきが腫れている場合は、すでに中程度～重度まで病気が進んでいる状態です。痛みが出てからだと、すぐに治療に取り掛かれないことが多く、まずは消炎鎮痛剤や抗生物質で痛みと腫れをしずめますが、その分治療にかかる期間が長くなります。    

　「痛みの少ない治療」を患者さんだけではなく、歯医者さんも希望しています。麻酔の注射も、事前に表面麻酔を使って針の刺さる痛みをやわらげたり、痛みの少ない電動式の麻酔注射を使ったりと、工夫しています。

しかし、炎症がひどくなってからでは、体の仕組みそのものによって麻酔がきかなくなってしまうのです！

痛みの少ないうちに歯医者さんにかかって治療するのが、なにより効果的なんですよ！気になることがあれば、歯医者さんに相談してくださいね！

文章だけだとわかりづらい点もあるかと思いますので、

歯周病予防・歯周病治療など、歯に関係するお悩み・ご質問があれば当院にてお教えしますのでご安心ください。現在、遠方からご来院して頂く患者様が増えております。上尾市・伊奈町・桶川市・さいたま市・蓮田市・白岡市・鴻巣市・岩槻市の歯科　小児歯科（こども歯科）予防歯科・矯正歯科・インプラント・ホワイトニングなら上尾の歯医者（歯科・歯科医院）カナデ歯科　こども歯科へ

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