ねじれ歯（捻転）に対する外国人の印象はどんなもの？

　冒頭でも述べたように、歯並びの異常は子どものころに治すのが一般的なのがアメリカです。実際、成人したアメリカ人で出っ歯や乱ぐい歯、あるいはねじれ歯を抱えている人はなかなか見かけませんよね。裕福ではない家庭では、借金をしてでも矯正治療を受けさせるのがアメリカという国なのです。それだけ、大人になってもまだねじれ歯が残っている日本人を見ると、彼らは純粋に驚くかもしれません。

　ここまで、ねじれ歯をはじめとした歯並びの異常は、外国人にマイナスのイメージを持たせがちであるとお伝えしましたが、それはあくまで一時的に日本に滞在しているケースに限られるともいえます。というのも、小さい頃から日本に移住していたり、留学や仕事などで長い年月日本で生活していたりするのであれば、そもそもねじれ歯や出っ歯にも慣れてきていることも多いからです。

　そういう意味では、あまり極端にねじれ歯について悩む必要もないといえます。ただし、ねじれ歯は単に見た目が悪くなるだけではなく、お口全体の健康を害することがあるため、できるだけ早く矯正治療を受けた方が良いといえるでしょう。歯列矯正の中でもマウスピース矯正なら、周囲に気付かれることなくねじれ歯を改善できるかと思います。