咬んだ時の前歯の隙間（開口）を放置した場合の4つのリスク

開口では、上下の前歯が噛み合うことがないので、当然、食べ物を噛み切ることも難しくなります。おそらく、開口の症状に悩まされている人は実感していることかと思いますが、前歯で食べ物を噛み切れなくなると、食事すること自体が大変になります。しっかりと咀嚼できないまま飲み込むと、胃や腸への負担も増加します。これは身体全体にとっても大きなリスクとなりますよね。

歯列の中に隙間があると、知らず知らずのうちに舌でいじくったりしてしまうものです。それは開口のような歯列間の異常も同じです。いわゆる「舌突出癖（ぜつとっしゅつへき）」というものが開口では起こりやすく、歯並びのさらなる悪化を引き起こすリスクがあります。そうした癖が習慣化すると、お口やその周囲に極めて大きな悪影響をもたらすので十分に注意しましょう。

このように、開口を放置すると4つの大きなリスクが生じます。いずれも深刻な悪影響に発展することがあるので、歯列矯正によって歯並びの異常を改善することが勧められます。

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