歯ぐきケアで歯周病対策！

コラーゲンは歯ぐきを形成する大切な要素（後編）

コラーゲンとは、人間の体を作るタンパク質の一種です。体内のあらゆるところにありますが、加齢とともに減っていきます。25歳をピークとして、40歳ではおよそ半分になってしまうとも言われているんです。お肌のハリが無くなってきたな、という頃には、歯ぐきのケアも気を配ってあげたいですね。

正しい歯茎のケアについてお話をさせていただきます

歯磨きといえば「歯の固い部分をゴシゴシ磨く」とよく言われます（スクラビング法）。しかし、炎症を起こした歯ぐきや弱った歯ぐきには「バス法」が効果的です。

　・歯ブラシを、えんぴつを持つように持つ。

　・歯と歯ぐきの境目に、45度の角度で歯ブラシを当てる。

　・左右に細かく動かす。

　・歯ぐきをマッサージするように、優しい力で磨く。

この磨き方は、歯と歯ぐきの境目の「歯周ポケット」と言う隙間をきれいに磨けます。ばい菌のかたまりである、歯垢や歯石が特にたまりやすい場所を丁寧に磨いて、歯ぐきの炎症をしずめます。

歯と歯の間は、歯ブラシが届きにくい場所です。デンタルフロス（糸ようじ）を使うことで、一層清掃効果が高まります！

　歯と歯の間に糸をゆっくりと差し入れます。前後に動かしながら、糸を歯の表面に沿わせ、しっかりこすって歯垢をからめとります。

歯周病は、日本人の成人のうち8割もの人がかかっているとされています。加齢とともに体の抵抗力が低下し、病気が進んでしまうのです。体の中のコラーゲンも25歳をピークとして、どんどん減ってしまいます。

　ビタミンCを上手に生活に取り入れて、コラーゲンを作ることで体の内側から歯ぐきに働きかけましょう。それと同時に、上手な歯磨きを身に着けて歯周病対策をとり、健康なお口と暮らしを守りましょう！

歯茎が腫れていたけど、時間が経ったら引いたから大丈夫というのは、危険な考えです。症状が進んでしまうと最悪、歯を失う場合もありますので、症状が出た方は、一度お近くの歯科医院を受診されるのをオススメ致します

上尾市・伊奈町・桶川市などお近くにお住まいの方で、当院での診察をご希望の場合は、下記のリンクから診療予約をお取りください。当院は、大型無料駐車場完備で車での通院も可能です。