八重歯になってしまう理由とは？

例えば、上の前歯や犬歯が通常よりも大きかったらどうなるでしょうか？歯を並べるためのスペースは限られていて、生えてくる歯の本数も決まっているので、自ずと歯並びの乱れが生じます。その結果、犬歯が歯列の外側へと追いやられてしまうのです。

乳歯から永久歯への生え変わりが正常に進まないと、八重歯になることがあります。八重歯というのは、前から3番目に位置している歯なのですが、その後ろに位置している小臼歯よりもあとに生えてきます。ですから、乳歯が早く抜けてしまった永久歯が生えてくるためのすき間が埋まってしまうと、犬歯が最終的なしわ寄せを受けることとなるのです。これもまた早い段階で治療を受ければ、八重歯を防止することが可能です。

このように、八重歯になってしまう理由はいくつか存在しますが、もうすでになってしまったのであれば歯列矯正を受ける方が良いといえます。骨の大きさなどに由来する八重歯は、もう少し大掛かりな治療が必要となることもあるので、まずは気軽に相談してみることをおすすめします。

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