上尾カナデ歯科マウス&ピース矯正歯科(公式)
上尾のマウスピース矯正認定医
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14:00-18:30 | ○ | ○ | ○ | × | ◯ | ○ | × | × |
×:休診 ※祝日のある週は木曜日診療有り。最終受付30分前
上尾・桶川・蓮田・久喜・鴻巣からも通いやすい伊奈町の歯科医院(歯科・歯医者)カナデ歯科こども歯科の高井です。
今日のテーマは「歯周病の歯への正しい理解」です。
すでに歯周病に関しては基礎的な部分がずいぶんお話してきたつもりなのですが、日々診療していて僕たち歯科医師と患者さんとの知識のギャップを感じていまして、それをなんとか解消できれば良いなという意図で全国発信でお伝えしていきたいと思います。
まだ、お読みではない方はこちらもどうそ‼ ⇒歯周病を知る
さて、みなさんは以下のようなお話を聞いたことはおありでしょうか?
「すぐ歯を抜く歯医者はヤブ医者だ」
このようなご意見の風潮は特にご年配の方に多いのですが、
インターネットで素人さんの書かれている記事に影響された若い患者さんも未だにいらっしゃいます。
結論からいうともはや都市伝説に近い内容となってきています。
「歯を抜くのは良くないこと」というスタンスの患者さんを
僕は「抜かない信者」と患者さんに伝えているのですが、
その理由をこれからお話していこうと思います。
なぜならば、もはや今の時代「可能な限り歯の神経や歯を抜くことをさけること」は歯科医療の中で常識であります。
つまり論じるまでもなく当たり前のこととして日々の診療で行っております。一方で、それでもこれは残せない歯というのがやはりあります。
その時に「抜かない信者」の患者さんは以下のようにおっしゃいます。
「もう歳だから、なんとか抜かずに様子見でいいです。」
本当に抜かないのが正解でしょうか?
僕たち歯科医師は歯のプロですから
患者さんよりも歯の知識は詳しいです。
因みに一般的に歯科医師は歯についてどれだけ勉強しているかというと
学生時代に約10000時間程勉強しています。
そして卒業後も勉強し続けます。
参考までに僕が今まで歯科分野で勉強した時間は
約47000時間です。(今年のお休みはたったの2日^^;)
当然残せる歯は可能な限り残していきます。
これは歯周病を長い間放置されている患者さんに多いのですが、
歯の周りの骨(歯槽骨と言います)が広い範囲で溶かされていて、
その隣の歯の骨まで影響しそうなレベルの状況があります。
(それ以外にも各種歯科医学的な歯周病の抜歯ケースの判断基準はありますが簡単のため省略します。)
このような歯は可及的速やかにその歯を抜いてあげないと以下のようなリスクが出てきます。
①隣の歯まで残せなくなるケース(土台の骨が溶けちゃうから)
②毛細血管を通して脳卒中・心筋梗塞・早期低体重児出産のリスクが倍増する
③対象療法として抗生物質を飲み続けることになる
④上顎の場合、歯が原因となる蓄膿症になる場合がある
⑤歯周病が進むと歯並びが悪くなる(土台の骨がなくなると歯が動いちゃうから)
どうでしょうか?
今回は患者さんにわかりやすいようにざっくりとした説明ですが
歯周病の歯に対する正しい理解の助けとなれば幸いです。
この記事をみて不安になった方は近くの歯医者さんで良いので
歯周病の検査を受けてみることをおすすめします。
日本人の成人の80%は歯周病になっているのが現実です。
二十歳を超えたら虫歯よりも歯周病の方が全然怖いですよ。
少なくとも3ヶ月に一度は歯石を取るのがおすすめです。
歯茎の下には、歯石がたくさん溜まっています。
歯周病の予防・治療のためにも、定期的な歯石取りが大切です。
こちらの動画をみて、歯医者さんで歯石取りをすることの大切さを感じて頂ければ、幸いです。
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