上尾カナデ歯科・マウス&ピース矯正歯科の高井です。

今回のテーマは上尾カナデ歯科の得意分野である「歯周病」です。

すでに各メディア等で言われていますように、成人の約8割は歯周病と言われています。歯周病は、痛みがあったり、歯が揺れるだけではなく、強烈な口臭を発するようになってしまう病気です。

先ほどもお話をさせて頂いた通り、歯周病は、日本人の成人のうち80％もの人がかかっていると言われています。さらに、歯を抜く原因では第1位が歯周病（42％）であり、第2位の虫歯（32％）を大きく引き離しているほど！しかし、早めに対策をとれば歯を守れます！

前編では、歯周病の症状と治療法をご紹介します！

2-1：軽度「スケーリング」

「スケーリング」は、スケーラーという器具を使って行う歯のお掃除で、歯周病の原因であるばい菌のかたまりを取り除きます。ばい菌のかたまりは「歯垢（しこう。プラークとも言います）」、そして石のように固くこびりついた「歯石」です。歯石は歯磨きでは取れないのです。

2-2：中度（１）「ルートプレーニング」

歯ぐきの中の歯の根っこ（ルート）にまでこびりついた歯石をきれいに取り去り、表面をなめらかに整え（プレーニング）て、さらに歯石が付いてしまうのを防ぐ治療です。場合によっては麻酔を使うこともあります。

2-3：中度（２）「歯周ポケット掻把（そうは）術」

麻酔をして、歯周ポケットの中をきれいにかき取ることがあります。腫れて状態の悪い歯ぐきの一部や、ばい菌に冒された歯の表面などを取り除くのです。

2-4：重度「フラップ手術」

歯周ポケットの深さが５mmを超えると、治療が難しくなります。歯ぐきに隠れた奥深くは、普通の状態では見られないからです。

麻酔をして歯ぐきを切り開き、歯の根っこをじかに見て歯石などを取るのが「フラップ手術」です。

歯周病の段階が進むほど、治療の負担も大きくなってきてしまうのがわかりますね。後編では、「なぜ歯周病になってしまうのか？」「全身の健康にも与える影響」についてご紹介します！

文章だけだとわかりづらい点もあるかと思いますので、

歯周病予防など、ご質問があれば当院にてお教えしますのでご安心ください。

診察ご希望の方は、上尾カナデ歯科・マウス&ピース矯正歯科へご気軽にご連絡ください。

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