上尾カナデ歯科マウス&ピース矯正歯科(公式)
上尾のマウスピース矯正認定医
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上尾カナデ歯科・マウス&ピース矯正歯科の高井です。
「歯槽膿漏」は、一度は耳にしたことのある言葉でしょう。
歯ブラシや歯磨き粉などのCMでは、赤く腫れたぶよぶよの歯ぐきや、リンゴを食べると血が出るといった症状を紹介されていますね。歯槽膿漏はとても身近な病気ですが、実は「歯を失ってしまう原因ナンバーワン」!さらに恐ろしいのは、一度病気が進んでしまうと、基本的には元通りにはならないということです!
今回は、「歯槽膿漏とはどんな病気なのか」「どんな治療法があるのか」をご紹介します。
危険!歯槽膿漏とは歯を失ってしまう病気(前編)
1:「歯槽膿漏」は「歯周病」の末期!
1-1:歯周病とは
お口の中の歯ぐき、そして歯を支える土台となる顎の骨(歯槽骨、しそうこつ)が原因菌に冒されてしまう感染症が「歯周病」です。痛みなどの自覚症状もなく静かにじわじわと進み、現在では日本人の成人のうち8割もの人がかかっているといわれているんですよ。
そしてなんと、歯を失う原因第一位(43%)!第二位は虫歯(32%)で、なんと10%以上もの差がついています。
1-2:歯周病の初期・中期・末期
段階別の症状をご紹介します。
◆初期(歯肉炎)
・歯ぐきに炎症が出始め、次第に赤く腫れる
・歯磨きの時に血が出ることがある
・痛みはほとんどない
◆中期(歯周炎)
・歯ぐきの炎症が進んで、初期よりも赤みが強くなる
・歯ぐきがさがって、歯の間にすき間が見えてくる
◆末期(歯槽膿漏)
・歯がぐらぐらする
・歯ぐきがさがって、歯の根っこが見える
・痛みが続く
・膿が出て、強い口臭がする
初期のうちだと、病気だと自覚することが少ないので治療につながらず、歯周病が進んでしまう事に。中期に進み、ようやくお口の様子が気になり始めると言われています。
しかし、本格的に困って対処を始めるのは末期になってから、という患者さんは多いんです。
1-3:末期(歯槽膿漏)の様子
歯槽膿漏とは、歯を支える顎の骨「歯槽骨(しそうこつ)」から「膿」が「漏れ出る」ことから来た名前です。
何年も、何十年もかけてばい菌が毒素を出し続けて、じわじわと顎の骨が溶かされてしまいます。顎の骨という支えを失った歯はぐらぐらと揺れるようになり、歯と歯茎のすき間(歯周ポケットといいます)がどんどんと広く、深くなっていきます。そしてその中に歯垢(しこう、プラークとも言います)というばい菌のかたまりが溜まっていき、歯磨きでは取り除けなくなります。歯垢はやがて、石のように固い歯石となってしっかりとこびりつき、ばい菌は毒素を出し続け、膿や口臭といった嫌な症状が現れます。そして最終的には完全に支えを失って、歯が抜けてしまうのです!
何年もかけて、じわじわと静かに悪化する歯周病。今や国民病とも言われる恐ろしい病気ですが、予防するにはどうすればいいのでしょう?そして歯槽膿漏になってしまった場合は、どんな治療をすることになるのでしょうか?
後編では、そのような疑問についてお答えしますね!
文章だけだとわかりづらい点もあるかと思いますので、
歯周病予防・歯周病治療など、歯に関係するお悩み・ご質問があれば当院にてお教えしますのでご安心ください。
診察ご希望の方は、上尾カナデ歯科・マウス&ピース矯正歯科へご気軽にご連絡ください。
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